こんにちは、ヨガ講師育成トレーナーのKenです。
今日は、RYT500 呼吸をリードしていません?それ、間違いです。について解説してきましょう。
今日はヨガのクラスにおける呼吸の誘導方法についてお話しします。
人間は口から呼吸をすることが多いですが、ヨガの呼吸は鼻を使います。先生が「吸って、吐いて」と誘導するのは一般的ですが、これは生徒によって呼吸のペースや長さが異なるため、すべての生徒に合うわけではありません。そのため、どこかで生徒それぞれの呼吸に委ねていくことが大切です。
よくあるミスの一つは、ダウンドッグやチャイルドポーズのような休憩の時にも呼吸を誘導してしまうことです。動作を伴うときは、呼吸を合わせて誘導するのは必要ですが、休息のポーズでは、生徒の自然な呼吸に任せることが大切です。そうしないと、生徒はリラックスできず、自分に意識を向けることができません。
例えば、ダウンドッグやチャイルドポーズの時には、生徒の呼吸に委ね、正しいアライメントや精神的なテーマに意識を向けるように指導するのが良いです。呼吸のリードをしない代わりに、生徒がリラックスし、自分自身と向き合う時間にしてもらいます。
また、この時間を使って、クラスのテーマや精神的なメッセージを伝えることも有効です。普段の動きの中では伝えきれないことを考える良い時間になります。シャバーサナやチャイルドポーズの時には、呼吸の誘導をせずに、テーマに関する話をする機会として活用してください。
呼吸をリードする際の注意点を意識して、より良いクラスを目指していきましょう。
呼吸をリードしていません?それ、間違いです。については、詳しくは動画にもお伝えしているのでこちらをご覧下さい。
ではまた。
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